単元未満株(ミニ株)って何?メリットデメリット、手数料や実際の取引について解説

エッセイ
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株主優待で生活を豊かに、配当金でパート主婦くらい稼ぐのが目標のぱふぇです。

株式投資に興味があるけど、まとまった資金がない、投資金額が大きすぎるなど不安がありませんか?

そういう方には少額投資がおすすめ!

単元未満株(ミニ株)という1株から売買できる少額投資を取り扱っている証券会社があります。

その中でも、今回はSBI証券をピックアップします。

単元未満株(ミニ株)のメリット・デメリット、手数料や数株ずつ単元まで投資した体験談についてお話しします。

これを読み終えると、1株で株主優待がもらえる銘柄に投資して、少額でも株主優待や配当金がもらえるようになりますよ。

この記事はこんな人におすすめ

・株式投資に興味がある方
・単元未満株(ミニ株)を知りたい方
・SBI証券のS株の体験談を知りたい方
・少額投資に興味がある方

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単元未満株のメリット・デメリット

SBI証券では単元未満株のことをS株といい、1株から投資が可能です。

他の証券会社などではミニ株と呼ばれることもあります。

単元未満株のメリット

メリットは、なんといっても1株から投資が可能なことです。

1株といっても、銘柄によって株価は大きく異なります。

例えば、(7974)任天堂なら5,693円(2023/5/2)、(9983)ファーストリテイリングなら31,970円(2023/5/2)です。

それぞれ100株買おうとすると、任天堂は569,300円、ファーストリテイリングは3,197,000円かかります。

こうなると金額が高くなってしまうので、少額でも投資できるように1株ずつ買えるのがS株です。

1株でも自分の好きな企業の株を持てるのは嬉しいですよね。

単元未満株のデメリット 手数料との関係

手数料について、2022年7月4日からS株の買付手数料が無料になりました。

買付手数料が無料になりましたが、売却手数料は発生します。

これがS株のデメリットです。

S株の売却手数料は、0.55%(税込)、最低手数料は55円(税込)です。

この手数料で損をしないほど利益を出していない場合は、損をすることになります。
(売却時に手数料とは別にかかる税金の話は抜きにしています)

この手数料が、手数料負けなどといわれています。

S株売却時の手数料を無料にする方法

2023年10月1日より手数料は無料に変更されました。

S株売却時の手数料を無料にする方法は、単元株にすること。

そもそも、SBI証券でアクティブプランを選択すると、インターネット注文の通常取引が1日の約定代金合計額100万円まで手数料0円です

単元株に到達すると、S株ではない通常の注文として取り扱うため、単元未満株の手数料は適用されず、アクティブプランの1日の約定代金合計額の100万円まで、手数料0円が適用されることになります。(2022/4/13 SBI証券お問い合わせフォームより確認済み)

こうすることで、手数料負けは避けられます。

1株でも持っていると配当金は1株分入ってきます。

また、1株で株主優待を実施している企業もあるので、その企業の株を購入していれば、株主優待をもらうこともできます。

1株で株主優待がもらえる株式についてはこちら↓も併せてご覧ください。

単元未満株が単元まで到達した体験談

3月末の権利確定に合わせて(8697)JPXのS株をこつこつ買っていました。

単元になった時の平均取得金額は1,934円です。

購入履歴を見ると2022年12月8日に1,911円で購入しているので、結果として、その日にまとめて100株購入したほうが安かったです。

でも、その後を履歴で見ると1,825円まで下がっているのが確認できます。

そこまで下がった時はまだ下がり続ける可能性があったため、少し買い控えをしてしまったのが敗因です。

2023年5月2日取引後の株価は2197.5円なので、損はせずに済んでいます。

2022年1月30日に第3四半期決算が発表され、前年同期より業績は下回っていましたが、おそらく記念配当10円の増配が発表された要因で、株価が一気に上がりました。

上がるのも一瞬、下がるのも一瞬なので、難しいですね。

下記が購入履歴です。

日付銘柄 株数金額
2022/12/8JPX11911.0
2022/12/13JPX11935.0
2022/12/13JPX11954.0
2022/12/14JPX51925.0
2022/12/15JPX11910.0
2022/12/15JPX31897.0
2022/12/15JPX21906.0
2022/12/15JPX31906.0
2022/12/16JPX11888.0
2022/12/16JPX11875.0
2022/12/16JPX11866.5
2022/12/16JPX11866.5
2022/12/19JPX11868.0
2022/12/19JPX11888.5
2022/12/20JPX11825.0
2022/12/20JPX11860.0
2022/12/21JPX11855.5
2022/12/21JPX11838.5
2023/1/5JPX11860.0
2023/1/6JPX11851.0
2023/1/10JPX11862.0
2023/1/10JPX51831.0
2023/1/11JPX11839.5
2023/1/11JPX11838.0
2023/1/12JPX11844.5
2023/1/12JPX11856.5
2023/1/13JPX11839.0
2023/1/18JPX11927.5
2023/1/20JPX11881.5
2023/1/20JPX11874.0
2023/1/27JPX11907.0
2023/1/31JPX11979.0
2023/1/31JPX11971.0
2023/2/1JPX11985.0
2023/2/1JPX11940.5
2023/2/1JPX11943.5
2023/2/2JPX11945.5
2023/2/2JPX11927.5
2023/2/3JPX11924.5
2023/2/3JPX11945.5
2023/2/3JPX11945.5
2023/2/6JPX11969.0
2023/2/7JPX11959.5
2023/2/8JPX11958.0
2023/2/9JPX11955.0
2023/2/9JPX11955.0
2023/2/10JPX11950.0
2023/2/13JPX11960.5
2023/2/14JPX11965.0
2023/2/14JPX11965.0
2023/2/15JPX11957.0
2023/2/16JPX11971.0
2023/2/17JPX11952.0
2023/2/17JPX11950.0
2023/2/20JPX11950.0
2023/2/20JPX11966.5
2023/2/21JPX11969.5
2023/2/21JPX11977.0
2023/2/22JPX41962.5
2023/2/22JPX31964.0
2023/2/22JPX11967.5
2023/2/24JPX11971.0
2023/2/27JPX12029.5
2023/2/27JPX12036.5
2023/2/28JPX32032.0
2023/2/28JPX22033.0
2023/3/1JPX32018.5
2023/3/1JPX21992.0
2023/3/1JPX31991.5
2023/3/2JPX21983.0
2023/3/2JPX21971.0
2023/3/3JPX11986.0

同じ日付でも株価が異なる箇所があります。

それは、S株の購入方法にあります。

S株は24時間注文が可能です。

でも、買いたいときに買いたい金額で買えるわけではありません。

約定タイミングが決まっていて、決まった時間までに申し込んだ株数が、決まった時間の株価で購入できるという仕組みです。

SBI証券単元未満株約定タイミングの表
SBI証券ホームページより引用

例えば、10時29分に1株申し込んだとします。
その時は株価1,000円だとしても、約定は12時30分なのでその時の株価が1,100円だとしたら、1,100円で約定することになります。

同じことを10時30分にすると、約定タイミングは15時になります。

取引が成立しないこともあるようですが、今まで体験したことはありません。

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ライフプランを作成してもらいたかったので、ZOOMで一緒に画面を見ながらデータを作成してもらい、送っていただきました。
自分のカメラは非表示OKだったので、相談しやすかったです( *´艸`)

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S株に向いているもの、向かないもの

株主優待が目当てで株式を購入するなら、単元で一気に購入することをおすすめします。

株価が極端に上がってしまうと、端株のまま権利確定日を迎えるか、高くなってしまった株を買うしかなくなるからです。

配当金目当てで株式を購入するなら、S株がおすすめです。

配当金は何株でも1株につき決まった配当金が出るので、途中で極端に株価が上がってしまったら買い控えできます。

買い控えたとしても、その株数に応じて配当金が支払われるので高値掴みしなくて済みます。

1日の中で、株価が非常に乱高下する銘柄も、S株での購入はおすすめしません。

申し込み時は株価がかなり低かったとしても、約定時には非常に高値になってしまう可能性があります。

まだSBI証券で口座をお持ちでない方は、こちら↓からもお申込みが可能です。

SBI証券

すでにSBI証券口座をお持ちの方は、ネット証券にはそれぞれ得意な銘柄検索機能があります。
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編集後記

初めて単元未満株を知った時、そんな少額で投資できるの?!って驚きました。

ただ、単元未満株に投資し始めた当時は、まだ買付手数料がかかっていて、キャッシュバックという形で手数料分が返金されていました。

この場合は、株の購入単価が手数料分を含んでいたので高くなり、手数料が返金されていても損をしている気持ちでいっぱいでした。

その後、完全買付手数料無料化になったので、とても買いやすくなっています。

元々単元で持っている銘柄、(8316)三井住友を買い増ししようとずっと見ていました。

三井住友はここ最近ずっとボックス相場だったので、一定の株価の間で行ったり来たり。

3,900円まで一度下げた後、短期間で6,250円まで上がりました。

それが一気に5,000円くらいまで下げました。

この下げている間に、数株ずつ株価が大きく下がるたびに買い増して、株数は多くないですが現在株価は5,617円(2023/5/2)まで上がり、含み益を出しています。

三井住友は高配当株なので、数株しか買い増しできませんでしたが、配当金が入ってくるので安定的な収入になってくれます。

高値の時に単元で買い増ししていたら、大やけどをするところでした。

上がるか下がるかわからない中で、数株ずつ買うとリスクが減らせますね。

ご紹介した内容を踏まえて、単元未満株で少額投資にチャレンジしてみましょう。

他にも、株主優待や高配当株投資に関する経験談を書いていきますので、ぜひ随時アップされる他の記事も読んでみてくださいね。

参考になった株式投資本おすすめコーナー

株式ってすぐ売ったり買ったりしたくなりますよね。
そこで株のメンタル専門書を読んで、株式投資における心構えを身につける方法を学ぶのが一番おすすめです。
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サラリーマン兼業投資家の方が一気に投資して失敗から成功までの話。
「恐怖心を感じていれば正しい取引」は三井住友の急落時に、数株を少しずつ恐る恐る買ったのと合致。「急騰場面の祭りに手を出すと大損のもと」は、三井住友が急騰して6,250円の時に買っていたら大やけどしていたのと合っていました。

いかに投資家脳になることが大切か…読んで損はないですよ。

この記事を書いた人
ぱふぇ

ご訪問ありがとうございます。
FP2級所持、投資は2015年から開始、株式投資大好き主婦のぱふぇです。
高配当株・株主優待で生活を豊かに暮らしています。
不労所得の配当金でパート主婦と同じだけ収入を得よう!と運用を拡大中。
運用実績や株主優待を中心に執筆していきます。

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